ご先祖様や親から預かってきた財産は相続人に伝えていくべき大切な財産には違いありません。
しかし、その財産のために自分や相続人の大切な人生そのものが振り回されてしまったら意味がありません。
一番大切なのは、財産を持っている人や相続人の人生そのものです。
その人生に役立つ財産であってはじめて意味があります。
たとえ少なくとも相続できた財産に感謝し、
自分の人生観や価値観に基づき心にゆとりある人生を楽しみ、
その相(すがた)を次の世代に伝えていく。
こうした考え方こそが本来の相続の姿ではないでしょうか。
相続人の幸せと財産は同じ方向をむくとは限らない ≪前へ
Copyright(C)Alfa Noguchi. All rights reserved.